投資家心理のサイクル考察
こちらの第7章 投資家心理の振り子が元のお話。
Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
よく見る指標ですが、タコメータより注目点は、「TimeLine」の方です。
なんとなく、上に下に行き来して、るのが見て取れます。
少し長めの期間(2020年辺りから)から見てみると上にずっともなく下にずっともなく、この期間では上方にいるほうが多いかなと。
※TradingViewの上枠がS&P500指数、下枠がFear & Greed Index
Fear & Greed Index、訳すと、恐怖と強欲指数、投資家心理を数値化表現した指数
ですが、「相場は強欲と恐怖の間を行ったり来たりする」をまさに表現してると
思います。
更に、S&P500指数の上げ下げと比較すると、値上がってるときは強欲側へ、値下がってるときは恐怖側への大まかな傾向がみてとれるかと。(๑˙꒳˙๑)フムフム
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「ほとんど」の投資家は、楽観的なときに強欲(買い)になり、悲観的なときに恐怖新を抱く(売り)、といように揺れ動く。( ´•ᴗ•ก )💦
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これれらは、強気相場、弱気相場という表現もされるかとも思います。
また、このとき、ある出来事・あるデータについての投資家の「解釈」の違いの傾向もあるようです。
強気の時は、何もかもが都合よく解釈され、弱気の時は、疑心暗鬼、懸念が優勢で、好ましくない出来事・データにより目がいき、好ましい出来事・データは軽視される傾向を記事なんかで、感じれるかと思います。φ(๑•×•๑*)フムフム
さて、群衆心理・自然現象?ともいえる傾向、よりよいパフォーマンスを出すために活かさないのはもったいないです。
「チャンスを逃がす前に買え」から「ゼロになる前に売れ」に突き進んみ、だだ下がりしたときがバーゲンセールスタイムの始まりと思います。
逆張り、バーゲンハンター極めるには、ぜひとも抑えておきたいサイクルです。
(๑•̀ㅁ•́ฅ✧キリッ‼
「バリュー投資」と「逆張り」について考察ーその2
投資については、理屈より実践なので、うんちく傾けるのはやめて実際の投資で、バリュー投資と逆張りについて振り返り考察。(。-`ω´-).。oஇ
ちなみにトレードは修行中の身で、下手くそです。(°ᗜ°٥)ハハッ…
トレーダーなどと恥ずかしくて名乗れません。。
以下に持ち株銘柄から逆張り買い銘柄をピックアップして、逆張りについて振り返り考察してみます。画像はマイトレード取引履歴から。
A.逆張り投資例
日足(買うタイミングの臨場感)←表示位置→月足(逆張りしたその後も重要なので)
①INPEX(1605)
◇買った背景:未知の新型肺炎流行してるー。なんか知らんけどメッチャ暴落してるー。三途の川は札束もってけないし、経済活動は原油なしでなりたない。もったいない。滅多にないチャンス!とにかくBuyのS安水準に指値注文。翌日、約定。そして更に下に貫通。ビクゥッΣ(゚ω゚ノ)ノ。
◇教訓:焼野原が焼きつくされるまで待ってみる。
どうせ半年ぐらいでパンデミック終わるだろと楽観してたのが正直。
さらなる下値買いのため、ブラックスワン級は期間も数回にわけて分割エントリーがよいか。
★逆張り自己評価:★★★☆☆
②ANA HD(9202)
◇買った背景:オミクロン出現でドカン。空運は経営状態が心配だったので、2020年は見送っていたが、経営状態の耐久性もあることが見て取れたので、安心してbuy.
INPEXの反省点も生かして可能な限り底を確認してから。d( ー`дー´)キリッ✧ JALも同時期に保有。あとは時間をかけて回復を待つのみ。
◇教訓:反省点も活せて満足。
★逆張り自己評価:★★★★★
③日産化学(4021)
◇買った背景:信越化学工業を横目に、それではこちらがチャンスに見えたので。
つまり雰囲気。相場環境は、日銀の金融政策方針転換憶測の中の冬だった。。
その可能性はかなり低いと踏んでたので。
◇教訓:正直、刺し(指値)が甘かった。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
下に行くも許容範囲内だったので切らずに保有中。
★逆張り自己評価:★☆☆☆☆
一旦のまとめ
「本質的価値」を見定めるすべが薄い現状「雰囲気」になってる感はあります。
短期トレードとは頭切り分けて、中長期投資としてエントリーしてるので、月足で買ったときより価格が上回る方向が見えれば結果OKと思ってます。
価値の高い企業の株は、下に行けば行くほど上に戻す期待値が高くなると考えてるので、逆張りができるとの考えです。(๑ÒωÓ๑)
ただ、買い時の見極めはもっと改善が必要とも。
日経VI、VIX、「Fear & Greed Index」のような見た目わかりやすい指標、テクニカル観点も取り入れたいところ。
「バリュー投資」と「逆張り」について考察ーその1
前置きで、ここでいう「逆張り」は、よく目にする指数に「逆張り」して個人投資家がインバース系レバETFで突撃→焼き豚になって・・と少し趣は違います。
結果的に雰囲気的行動は近いかもですが。∩︎(・ω・`٥)∩︎
①「バリュー投資」のイメージ
単に「割安」で表現されること見かけますが、認識では企業の「本質的価値」に照らし合わせて証券(株式)が「割安」な価格であること。
※「本質的価値」は長いので別で。( ˆ꒳ˆ ٥)
「本質的価値」に照らし合わせて、「割安」なときに買うイメージ。
②「グロース投資」対比
対比されること多い「グロース投資」とのイメージ的違いは、
「ヘッジファンドのアクティブ投資戦略―効率的に非効率な市場」から引用させていただくと画像のイメージ。
図の「ファンダメンタル価値」は「本質的価値」ととらえてよいかと。
グロースは未来の価値に先駆け割安なときに買ってるイメージ。
③「逆張り」
「バリュー投資」で、「安く買って、高く売る」の突き詰めると、「買い」タイミングが、おのずと「逆張り」傾向。;( ;•ω•ก) 「暴落時に買う」とか正にそれ。
投資哲学の言葉(投資で一番大切な20の教え)をお借りすると、群衆とは逆をとれと。
ただ、注意点としては、以下。
・逆張りはどんなときでも利益をあげられるアプローチでなく、たいていの場合、逆張りするのにふさわしいほど行き過ぎた状態は市場には存在しない。
・相場は割高あるいは割安でも、数年にわたってその状態を維持したり、さらにその度合いを強めたりする可能性がある。
・トレンドに逆らうと、手痛い打撃を受ける可能性がある。
・群衆と正反対の行動をとるだけでは不十分で、コンセンサスとは異なる見解を持つように意識することは利益を生み出す可能性を秘めているが、しかるべき根拠と分析に基づくものでなければならい。
投資哲学-その3
今となっては座右の書。市場平均をアウトパフォームするバリュー投資に取り組むためには、お勧めしたいです。本書の冒頭にあるように思考法の紹介です。╰( U ・ᴥ・)
リスクとリターンの考え、「群衆」心理、・・市場平均をアウトパフォームするためのアクティブ投資にはどれも欠かせないお話と思ってます。U•ɷ•)ฅ
1.二次的思考をめぐらす
2.市場の効率性(とその限界)を理解する
3.バリュー投資を行う
4.価格と価値の関係性に目を向ける
5.リスクを理解する
6.リスクを認識する
7.リスクをコントロールする
8.サイクルに注意を向ける
9.振り子を意識する
10.心理的要因の悪影響をかわす
11.逆張りをする
12.掘り出し物をみつける
13.我慢強くチャンスを待つ
14.無知を知る
15.今どこにいるのかを感じる
16.運の影響力を意識する
17.ディフェンシブに投資する
18.落とし穴を避ける
19.付加価値を生み出す
20.すべての極意をまとめて実践する
章は、ある程度独立した話なので、自分も定期的に読み返してます。
投資哲学-その1
個別株を始めた頃に手に取った本です。当時、投資については、完全手探り右往左往状態だったので、投資に対する考えはこれに染まった感があります。今でも書いてある全てを理解できてるとは思えないので時々読み返そうかなと。。°(ᐡ•̥ᴥ•̥ᐡ)°。
〇基礎編から
①企業選定の要
・消費者独占型(参入障壁と表現されるか)重視。市場支配力を持つ。
・対称としての低価値「コモディティ型企業」*商品のことではない
→ありふれたビジネスモデル、価格競争力がない・・etc
②買い場(消費者独占型企業)
基本は安く買い、高く売る
・ケース1:相場の調整局面、暴落
・ケース2:全般的な景気後退時
・ケース3:個別企業の特殊要因
・ケース4:企業の構造変化
〇応用編から
①買う判断
・安値で買うことの重要性
・買値の投資収益率の鍵
・期待収益率の水準で投資を判断
②企業選定
・利益成長率から見た企業の実力
・本業による利益成長か財務操作か
・経営陣の投資能力評価
以上ざっくりでした。U• ﻌ •U